移調楽器って知ってる?
かれこれ20年近く趣味でMIDIデータ作ってる。ネタは耳コピだったり楽譜打ち込みだったりいろいろだ。耳コピと楽譜参照、どちらが難しいかと以前検証したことがあるが結局は音楽として成立させるには大差ないことという結論に達したっけ。音感が必要なのはどっちも一緒だもんね(絶対音感か相対音感かは取りあえず議論しない)。そんな楽譜打ち込みだが、耳コピには必要無いスキルとして楽譜を読む能力がある。当然だ。楽譜読めなきゃ楽譜打ち込みなんてできない。
さて、なんで唐突にこんな話してるかというと、とあるサイトで発見したクラシックのMIDIデータがちょっと・・・だったのだ。そのMIDIデータは一聴して分かる破壊力だったのだが原因の1つは%タイトル%だ。音を乱していたパートはクラリネット、ホルン、トランペットだけなのだ。
知ってる人はスルーして欲しいが、これらの楽器は移調楽器なのだ。つまり Clarinet in A とあった場合楽譜に「ドレミファソ」と書かれていても実際には「ラシド#レミ」の音が鳴るのだ(固定ド表記)。この「in A」を無視して作成されたMIDIデータは当然調子外れの音になる。
「原因の1つ」と書いたのは他にも原因があるということだ。音感そのものである。ハモって無いことに気付かないのは問題だよ。勿論意図的にハモらせてない前衛音楽もあるがそういうのとは次元が違う。楽譜をマトモに読めず音感も適当、こういう人は昔ならパソコン通信とかでボコボコにしたりされたりして成長していったんだが今は放置されるんだろうなぁ。
そういえば数年前、「新世界より」をサイトに置いた頃「あなたのMIDIは正しい音が出てるのに私のは...」みたいなメールが来たことあった。その人も移調楽器の認識が無かったんだが、響きがおかしいことは認識できたわけだ。で、わざわざ見ず知らずのワシにメールしてきたんだが、こういう人は偉いな....
書いてるうちに厨房の頃の吹奏楽の記憶が蘇ってきたw。ホルンが対旋律を奏でる音楽で、ホルンだけじゃちょっと弱いということでユーフォニアムが一緒にやることになったのだが楽譜表記を間違えてたのだ(苦笑)。誰が移調したのかは判らないが、ホルンは in F、ユーフォはin Bフラットだからねぃ。絶対音感のあるワシはユーフォがパート練習してるときから気付いてたが気が小さいので黙ってた。で、全体練習。流石にみんな気付いたw。
話を元に戻して、音一粒二粒の間違いならまだしも(打ち込み音楽だけでなく生楽器でも起こりうるミス)、最初から最後までずれてるのに気付かないというのはワシとしてはどうしても信じられないw。考えられる可能性は「思い込み」だ。楽譜通りやってるんだから間違ってるはずない!といった...

